瑞籬山荘に向かう道中も八ヶ岳を望む
最高の登山日
2008.05.05 kinpou_m
韮崎駅からは、いきなり八ヶ岳が見える
だが、いきなり、急勾配。
ほとんどの人が軽装に。
まだ落ち葉の上を歩く。勾配がきついだけ。
雪渓が見えだした。嬉しくなって撮影した。
樹林地帯の間から、突然視界が開ける。
向こうに八ヶ岳が見えると指さす、好養軒の女将さん。
登山道入り口。穏やかな傾斜。スタートとしては悪くない。
このページは山梨県韮崎、金峰山登頂を撮影したものです
富士見平小屋。なんの変哲もない山小屋だが、登山の分岐点となる。ここにテントを張り、2つの山を登頂する人も多いとのこと。
ブナ林の向こうには、瑞籬山が見える。
金峰山も、瑞籬山も、日本100名山の一つ。
大日岩に登ると、目指す金峰山頂が見えた(左の白い部分)。一面雪に覆われている。肉眼でもこの程度の小ささ、そうとう距離がある。
コンクリで固めた登山道?
いやいや、氷です。
乗ると滑る。
突然、左手に大きな岩山が。
大日岩は、こんな大きな岩。引っかかりもあり、こぼれもないので、素手で登ることができる。
標高は2,300m程。一面の積雪。しかも急勾配。スリップしながら登る。
急勾配の様子は、木と斜面の関係で想像がつく。
木は垂直だから、分度器を当てると、30度〜40度位の角度がある。
砂払いの頭。一瞬の間、富士山が見えた。以降30分も眺めたが、その瞬間だけだった。
左の山の斜面にV状の雪渓が見えるが、その上のかすんでいる黒い部分が富士山。これだけ眺望が効き、静かだと、心が豊かになる。
こうしたいくつかのピークを越えていく。完全に稜線に出たので風が強い。
最初のピークを越したところ、ここから絶壁が続く
更にピーク
山頂から見ると、いくつかのピークを超すコトが一目瞭然だろうが、下から登るとき、視界が悪いと、全容がつかめない。
更にピーク
風が強く、風が吹く山梨県側には雪はない。長野県側には積雪がある。
ここが有名な「千代の吹き上げ」
絶壁から落ちた千代が、旦那の熱心な信仰で、落ちた千代が下から風で吹き上がってきて助かった。と言い伝えがある場所。
金峰山の頂上も見える。このピークを越えると、左にトラバースして、山小屋に向かう
やっと目指す山小屋が見えてきた(左の稜線に少しだけとがった岩が見えるそのすぐ右)
二人のFさんはだいぶお疲れの様子
この分岐点から左を目指すと、山小屋に向かう道となる。
金峰山のホームページをいろいろと見たが、ここまで詳しく写真掲載しているのはない。
右手に山頂を眺めながら、樹林帯を抜けていく。
深い積雪がある。深いが圧雪ではない。場合によっては雪崩にもなる。
見事な雲海だ。
金峰山頂方向は、霧が少しかかるが、晴れている。
40度以上の急勾配。
午後6時、悪戦苦闘で到着。
全行程で8時間を要した。
時計もこの通り、午後6時を指している。標高は2,500mだった。
夜の食事時。
食事は、豚のショウガ焼きにキャベツ。ミカンとようかんのデザート。梅酒風味の食前酒
登山2日目
午前5時45分
山の朝は早い
結構おもしろそうな、小屋のおじさんに
撮影をお願いした
25mmの広角撮影を設定したが
おじさんがズームをいじって、このようなupの写真となった。
小屋から山頂に通じるルートは、このような視界の中を行く。
足跡をしっかり見ておかないと、迷ってしまう。
ところが、山頂到着と同時に、こんなに視界が開け、中央右手には、富士山の全容が浮かぶ
居る人だけの記念撮影
甲斐駒岳〜八ヶ岳の連続写真
下山途中から、金峰山〜富士山の連続写真
富士山〜金峰山の連続写真、これから下山する峰々(右手)が見える、画面の右端まで稜線を行く
下りは早い。
あっという間に、「五丈石」から遠ざかる
千代の吹き上げ付近、絶壁の岩の間に、富士山が見える
フナ林。
空は曇り、雨に向かっているようだった。
大日小屋で簡単な食事。
お湯を沸かして、コーヒーとココア組に分かれて頂く。
標高1,600mまで降りて、やっと春が見えてきた